
2019年3月末で廃止になった、産交バスの終点。
内谷には揚水式のダムがあり、そのダムの配管は、坂本から見えるという。
バスは人吉から延々と走ったが、かつてのような狭隘区間は解消され、
高速道路のようによく整備された道が続く。
ただし、県道から分かれて、内谷への道に入った途端、昔ながらの道幅に戻る。
以前は泊まり勤務があり、屋根付きの車庫にバスを納めて、乗務員は近くの民家に
泊まっていたという話を聞いた。
こうした終点が各地にあって、立派な車庫を訪れるのも楽しみの一つ
だったが、毎年のようにバス路線が廃止されていく。
便利になるのはいいのだが、失うものが、私には大きい。
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