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2023年7月24日 (月)

戦前の国分のバス

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昭和48(1973)年発行の国分郷土誌から引用。
昭和10年に開業した省営バス(のちの国鉄バス→JR九州バス)は山川、加治木線と、国分線。これらをまずは知りたいと思い、旧国分市の郷土史を借りてきた。
どうやら、国分におけるバスの運行は大正14年に始まったようで、昭和に入ってから林田バスの運行に移行している。
省営バスに関して言えば、まずは隼人~国分~古江間が開通したとあり、古江線(のちの大隅線)の先行の役割があったことがわかる。
枝線に関しても詳しく記述されていて、浜之市循環が昭和11年、桜島への乗り入れも、旧桜島町の記述の通り、昭和19年に始まったようだ。

林田バスや三州バス(のちの鹿児島交通)に関する記述が少ないのは、文献が乏しかったのだろう。ただ、国分郷土誌には、参考文献が詳しく記してあるのが目に留まる。昭和15年発行の「隼人」という本に、汽車、バス、客馬車の料金表があると書かれているから、探せば出てくるかもしれない。また、「国分省営自動車」という本もあるらしい。省営バスのことが詳しいのは、そのおかげだろう。果たして、これらの文献も見てみたくなったが、現存するのだろうか。

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