おしゃかさまコーナーの公開終了
初めてバスの廃車体を意識して写真に収めたのは1992年。
坊津をドライブ中に視界に入った林田バスの廃車だった。
小学生の頃に確か乗ったことのある、私にとっては現役時代を知っている最も古いバスで、貴重なネガフィルムで5枚ほど撮った。
それから、各地でバスの廃車体を見つけては写真を撮り、ホームページで公開してきた。
主に懐かしさから始めた行動だったが、油断して、次の機会に撮ればいいと思っていると、撤去されて二度と見ることができない経験を経て、とにかく証拠写真程度でも残しておこうと、チャンスを逃がさないようにした。
HPを見た方から、懐かしいという声をいただくことが多かったが、持ち主だったという方と交流できたのがとくにうれしかった。
意外と持ち主でも撮って残していないものらしい。
そうして、多くの廃車体を撮ってきたが、実はまだめぐり合えない、記憶の中の廃車体がある。
小学生の頃、千年団地から伊敷団地に抜ける坂のてっぺんにあった公民館。
どこかに写真が残っていないものか、ずっと探し続けてきたが、見つからず、いよいよ記憶違いではなかったかと自信を失いかけていたところ、「伊敷団地町内会連合会五十周年記念誌」の中に書かれているのを図書館で見つけた。(以下引用)
ようやく、自分の記憶以外の記録に見つけることができた。
まだ、写真は見つからないが、いつかどこかでもう一度見てみたいものだ。
そんな期待もあって、情報収集の狙いもあって続けてきたバスフォーラム鹿児島のおしゃかコーナー。
実は、ここ数年更新ができずにいた。
それは、おしゃかとして公表したとたん、撤去されていなくなってしまうことが相次いだからだった。
図らずも、廃車体の存在を知らしめた結果、鉄くずとしてバイヤーが動くきっかけになってしまった。
自動車リサイクル法の施行から、廃車体の供給も途絶え、街で見かける機会もすっかりなくなった。
アーカイブとしてそのまま残す方法も考えたが、このまま放置状態で続けることにも抵抗感があり、いさぎよく公開を終了することにした。
数多くの写真を、いつか何らかの形で活用できたらと思いつつ、今日はこれまでの長い間続けてこれたことの感謝を述べたいと思う。
長い間ありがとうございました。

































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