未撮影のバスを見かけたら
鹿児島ナンバーをつけるすべてのバスを撮りたい。記録したいといつも思っている。
20年以上そうしてバスを撮ってきた結果、1日カメラを持って歩いても、未撮影のバスが撮れるのは数台。
1台も撮れないこともある。
だからといって、趣味でやっている以上、現場の手を煩わせるのは避けたいから、運用を問い合わせることはしない。
まあ、電話がかなり苦手ということも否定できない。
なので、偶然未撮影のバスを見かけたら、どうにかして撮ろうとする。できれば確実に。実車中に。
中央駅構内で待機中のバスが未撮影。場所的に、これは吉野支所前行きだろうとダイヤを調べる。
直近の発車は、明和からの直通だから、さらに次の便。15分後に発車予定。
駐車中の場所では、撮りたい角度で撮れない。
中央駅を出て、最初の交差点では、中央寄りの車線に入ることが多いから、かぶられるリスク大。手持ちの標準レンズでは、引きが大きすぎる。
高見橋上だと、歩行者に支障される可能性がある。さらに、中央寄り車線を走ることが多く、他車にもかぶられそう。その先の交差点に右折車がいたら、車線変更する可能性もあって、撮影の構図も難しい。
15分あれば、確実に撮れる場所まで移動できる。歩いて、加治屋町交差点へ行こうと決断。
中央駅西口で、貸切バスの到着を撮るつもりだった予定はキャンセル。この1台にかける。
それなのに、加治屋町交差点へ向かって歩いていたら、ふいに追い抜かれて思わず声が出た。
とっさに後追いを撮りつつ、行先を見たら「葛山」
しまった、吉野支所以外の行先を見落としていた。
でも、葛山なら、便数が少なくて、折り返しの予想がつく。問題は、日没前に帰ってきてくれるのか。
中途半端に太陽の光が当たると、バスの顔がてかったり、黒ずんだり、それも避けたい。
このあと、金生町へ移動して、折り返しのバスを待つことにしたが、果たして思い通りに行ったかどうかは、またいつかの機会に。
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